鼻炎と風邪の見極め方!症状が出やすい体質と治療を優先すべき症状・薬の併用について
鼻に関する症状が現れても、鼻炎と風邪の見極めができず、対策に悩んでしまうケースがあります。鼻炎が悪化しやすい体質も存在するため、適切な対策が必要です。
また、鼻炎と風邪の症状が両方出た場合、どちらの治療を優先すべきなのでしょうか。
こちらでは、鼻炎が悪化しやすい体質や鼻炎対策に役立つサプリメント、鼻炎・風邪・インフルエンザの見極め方をご紹介します。
鼻炎が悪化しやすい体質とは?
アレルギー性鼻炎になりやすい・悪化しやすい体質があることはご存知でしょうか。鼻炎悪化の恐れがある方の以下のとおりです。
家系的にアレルギー体質と思われる人
アレルギーは遺伝することが多いです。そのため、家族や血縁者にアレルギーを持つ人がいる場合、アレルギー体質が遺伝している可能性があります。
抗原との接触が少なければアレルギーを発症しないケースもありますが、家系的にアレルギー体質と思われる場合は対策しておくと安心です。
疲れやストレスが溜まっている人
疲れやストレスが溜まっている人も、アレルギーを発症しやすく鼻炎が悪化しやすいです。疲れおよびストレスは体力を低下させ、アレルゲンへの抵抗力を弱めてしまいます。
自律神経の乱れも、アレルゲンへの反応が過敏になる原因です。
都会に住んでいる人
都会に住んでいる人は、季節性のアレルギー性鼻炎(花粉症)を発症しやすくなります。都会はコンクリートが多く花粉が舞い上がりやすいため、花粉を多く吸い込む恐れが高いのです。
また、大気汚染や車からの粉塵なども、アレルギー性鼻炎を引き起こす原因です。
鼻炎対策に役立つサプリメント
鼻炎対策には、栄養素を効率的に摂取できるサプリメントがおすすめです。こちらでは、役立つサプリメントを紹介します。
ビタミン
ビタミンは免疫機能の維持、アレルギー症状の緩和に役立ちます。ビタミンB6やビタミンDは免疫機能の調整を行い、ビタミンB2は粘膜や皮膚を守るのです。
また、神経をサポートするビタミンB1、目や粘膜を守るビタミンAも積極的に摂取したい栄養素です。
オメガ3系脂肪酸
オメガ3系脂肪酸のうちEPAは、摂取することで鼻炎の緩和が期待できます。鼻の血管を広げることで炎症を引き起こす物質を抑え、粘膜の腫れなどを和らげます。サプリメントで効率よく摂取しましょう。
ビフィズス菌
腸の悪玉菌が多くなると免疫力が低下し、アレルギー症状が起こりやすくなる恐れがあります。そのため、ビフィズス菌を摂り善玉菌が増えれば、アレルギー性鼻炎の症状を緩和できる可能性があります。
症状で見極める鼻炎・風邪・インフルエンザ!治療を優先すべき症状と薬併用の可否
鼻炎・風邪・インフルエンザはどれも鼻に関する症状が出ることが多いです。
症状によってどれに当てはまるか見極められるケースがあるため、以下を参考にしてください。また、治療を優先すべき症状、複数症状の薬の併用についてもご紹介します。
鼻炎・風邪・インフルエンザの見極め方
鼻炎・風邪・インフルエンザそれぞれで起きる鼻の症状を紹介します。
鼻炎では発作的に連続したくしゃみが起きやすいです。鼻水は透明でサラサラとしたものが出続けます。鼻詰まりの症状がひどく、アレルギーが発症している間は症状が長引きます。
風邪でもくしゃみはありますが、それほど連続しません。鼻水は粘り気があり黄色っぽいです。鼻詰まりも起きますが、風邪の場合は数日程度で収まります。
インフルエンザでもくしゃみや鼻詰まりは起こり得ますが、鼻以外の症状に比べると弱めです。治りかけに近付くと鼻水が出ることがあります。
どの症状の治療を優先すべき?薬は併用できる?
鼻炎・風邪・インフルエンザの症状は様々ですが、もっともひどい、もしくは苦痛を感じる症状の治療を優先させましょう。医師に相談すると安心です。
鼻炎と風邪やインフルエンザを同時に発症してしまった場合、自己判断で薬を併用するのは危険です。鼻炎の薬を服用している場合はその旨を伝え、そのうえで処方された薬のみを飲むようにします。
菊守耳鼻咽喉科では、花粉症やアレルギー性鼻炎の治療を行っています。痛みや苦痛がほとんどない治療方法も実施していますので、鼻の症状でお困りの方はぜひご覧ください。
鼻炎について理解し適切な対策をしましょう!
アレルギー性鼻炎は発症しやすい体質があるため、当てはまる方は意識的な対策が必要です。栄養摂取にはサプリメントもおすすめです。
鼻炎・風邪・インフルエンザで起きる鼻の症状は異なります。いずれの場合も医師の診察や指示を受けると安心です。
鼻炎でお困りの方は、ぜひ菊守耳鼻咽喉科へご相談ください。
コラム一覧
大阪市でアレルギー性鼻炎・花粉症でお悩みの方へ
菊守耳鼻咽喉科の「レーザー治療」と「減感作療法」
痛みを感じず手軽に症状を和らげる「レーザー治療」(要予約)
レーザー治療は、手術時間も短く(麻酔時間を含め1時間程度)、殆ど痛みもないため手軽な治療方法として年々希望する患者様が増えています。粘膜は再生するため、「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」が完治するわけではありませんが、1〜2年は症状を和らげることができます。またレーザー治療の効果が薄れたと感じた時点で再びレーザー照射を繰り返すことができます。
※なお、レーザー治療に関してはご予約を承っております。
アレルギー性鼻炎の根治治療「減感作療法」
アレルギー性鼻炎の一般的な治療方法である薬物療法は、あくまで症状を抑えるのが目的であり根治治療ではありません。減感作療法は根気を要する治療ですが、奏効すればアレルギー反応が起こりにくくなるため、唯一の根治治療と言えます。
大阪でアレルギー性鼻炎にお困りなら、まずは受診をするのがおすすめです
クリニック名 | 医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科 |
---|---|
開院日 | 1995年10月1日 |
所在地 | 大阪府大阪市此花区四貫島1-9-10セントラルプラザ2F |
連絡先 | TEL:06-6462-8711 |
受付時間 | [午前の部]8:30~12:30 (土曜は~13:30) [午後の部]15:00~19:00 (木曜は16:00~20:00) |
定休日 | 土曜午後、日曜、祝日 |
最寄駅 | 阪神なんば線「千鳥橋駅」(徒歩2分) |
院長 | 菊守 寛(きくもり ひろし) |
駐車場 | 三菱東京UFJ銀行のコインパーキング等をお使い下さい。 |
医師会 | 医療法人 寛友会 |
ホームページ | http://kikumorijibika.com/ |
医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科
大阪府大阪市此花区四貫島1-9-10セントラルプラザ2F Tel:06-6462-8711 阪神なんば線「千鳥橋駅」から徒歩2分。 「四貫島二丁目」のバス停(市バス)すぐ。- 受付時間
- 【午前の部】8:30~12:30
(※土曜日は8:30~13:30) - 【午後の部】15:00~19:00
(※木曜日は16:00~20:00) - 【休診日】土曜日午後、日曜日、祝祭日