幼い子供はよく鼻をすすったり、鼻をつまらせて泣きじゃくったりすることがあります。
しかし、子供が頻繁に鼻をぐずぐずさせていると、「もしかして、病気にかかっているのかな?」と、心配になることはありませんか?
そこで、大阪市でアレルギー性鼻炎の診療に対応する菊守耳鼻咽喉科が、子供の長引く鼻水・鼻づまりが気になる方に向けて、子供のアレルギー性鼻炎の症状や特徴とハウスダスト対策についてまとめてみました。
子供の長引く鼻水・鼻づまりはアレルギー性鼻炎かも…
そもそも子供の鼻水は、ハウスダストの侵入から身体を守るために出てくるものなので、ごく軽い症状であれば問題視する必要はありません。
しかし、水のようにさらっとした透明な鼻水が出続け、ひどい鼻づまりで子供が辛そうにしている場合は、治療の対象となります。
子供のアレルギー性鼻炎の特徴
子供のアレルギー性鼻炎は男の子に多く、低年齢化の傾向にあり、アトピー性皮膚炎や気管支喘息を高率に併発します。また子供のアレルギー性鼻炎は大人と違い、くしゃみ・鼻水型の典型的なアレルギー性鼻炎よりも、鼻をすする“鼻づまり型”が多く見られます。
加えて、ハウスダストによる目の充血や腫れ、かゆみが大人より強く現れるもの特徴です。
また、子供のアレルギー性鼻炎は食物アレルギーと違い、成長と共に症状が治まることはほとんど期待できません。
子供のアレルギー性鼻炎は他の症状も起こしやすい
子供のアレルギー性鼻炎は鼻づまり型が多いため、息苦しくて眠りが浅くなったり集中力が欠けたり、日常生活に影響を及ぼす可能性が高くなります。
そのうえ、鼻づまりの症状を上手く伝えることができず、中耳炎や副鼻腔炎などを繰り返し起こす可能性もあります。
中耳炎
中耳炎とは、鼓膜の奥にある空間に炎症が起きている状態のことです。子供の耳管は大人より短く、太くて真っすぐになっているため、鼻の影響を受けやすいのが特徴です。急性中耳炎では、鼻の奥でつながった耳管に細菌やウイルスが入り込み、耳の奥が痛くなったり耳漏が起きたりします。
また、アレルギー性鼻炎による耳管の腫れが引き金となり、耳管の働きが悪くなって滲出性中耳炎が起こりやすくなるとも言われています。
副鼻腔炎
副鼻腔という空間に鼻水や膿がつまり、粘膜が腫れて炎症を起こした状態のことです。
鼻の奥はいくつかの骨の空洞がつながっていて、そこに鼻水が慢性的に溜まったり、どろっとした色つきの鼻水を排出したりします。
アレルギー性鼻炎に伴う副鼻腔炎は息苦しいだけでなく、顔の骨の成長に影響することがあります。
アレルギー性鼻炎のセルフチェックとハウスダスト対策
アレルギー性鼻炎の子供に見られる特徴
- よく鼻をいじっている
- 鼻血が出やすい
- 鼻をかゆがりよくさわる
- 眠っているときいびきをかく
- 口で呼吸することが多い
- あまり眠れていない
子供のアレルギー性鼻炎のほとんどがハウスダストを原因としています。上記のような特徴が見られる場合は、ハウスダストの除去に努めましょう。
家庭で取り組めるハウスダスト対策
- 室内の掃除は1週間に2回以上行う(排気循環式の掃除機がおすすめ)
- ハウスダストが付着しないように布製のソファーは使わない
- 寝具に抗ダニ作用のあるシーツやカバーをかける
- 布団は日光にあてて乾燥させ掃除機をかける
- ぬいぐるみやクッションはこまめに洗う
- 部屋の湿度は50%、室温20~25℃に保つようにする
大阪市の湿度は年間を通して高い傾向にあります。そのうえ、梅雨から夏にかけてとても蒸し暑く、寝苦しい夜が続きやすいため、部屋の湿度と温度には十分に気をつけましょう。
院長の耳鼻咽喉科ノート「原因物質の除去と回避」
大阪市で子供のアレルギー性鼻炎を相談するなら菊守耳鼻咽喉科
大阪市で子供の長引く鼻水・鼻づまりが気になる方に向けて、子供のアレルギー性鼻炎の特徴と対策についてまとめてみました。子供が頻繁に鼻をすすったり、つまらせたりしている場合は、大阪市此花区にある菊守耳鼻咽喉科にご相談ください。
1995年の開設以来、大阪市にお住まいになる地域の皆様の医療と健康増進に、注力してまいりました。
菊守耳鼻咽喉科は幅広い年齢層の診察に対応できますので、子供のアレルギー性鼻炎でお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください。
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大阪市でアレルギー性鼻炎・花粉症でお悩みの方へ
菊守耳鼻咽喉科の「レーザー治療」と「減感作療法」
痛みを感じず手軽に症状を和らげる「レーザー治療」(要予約)
レーザー治療は、手術時間も短く(麻酔時間を含め1時間程度)、殆ど痛みもないため手軽な治療方法として年々希望する患者様が増えています。粘膜は再生するため、「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」が完治するわけではありませんが、1〜2年は症状を和らげることができます。またレーザー治療の効果が薄れたと感じた時点で再びレーザー照射を繰り返すことができます。
※なお、レーザー治療に関してはご予約を承っております。
アレルギー性鼻炎の根治治療「減感作療法」
アレルギー性鼻炎の一般的な治療方法である薬物療法は、あくまで症状を抑えるのが目的であり根治治療ではありません。減感作療法は根気を要する治療ですが、奏効すればアレルギー反応が起こりにくくなるため、唯一の根治治療と言えます。
大阪市でアレルギー性鼻炎について相談するなら菊守耳鼻咽喉科へ!
医院名 | 医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科 |
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開院日 | 1995年10月1日 |
住所 | 〒554-0014 大阪府大阪市此花区四貫島1丁目9-10 セントラルプラザ2F |
TEL | 06-6462-8711 |
受付時間 |
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定休日 | 土曜午後、日曜、祝日 |
最寄駅 | 阪神なんば線「千鳥橋駅」(徒歩2分) |
院長 | 菊守 寛(きくもり ひろし) |
駐車場 | 近隣のコインパーキング等をお使い下さい。 |
ホームページURL | http://www.kikumorijibika.com |
医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科
大阪府大阪市此花区四貫島1-9-10セントラルプラザ2F Tel:06-6462-8711 阪神なんば線「千鳥橋駅」から徒歩2分。 「四貫島二丁目」のバス停(市バス)すぐ。- 受付時間
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(※土曜日は8:30~13:30) - 【午後の部】15:00~19:00
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