症状・疾患ナビ
当院が対象とする疾患をご覧になるには下のナビゲーションをクリックしてください。
滲出性中耳炎の治療
滲出性中耳炎の治療の基本は耳管を傷害している原因疾患の治療です。成人の滲出性中耳炎の原因となるアレルギー性鼻炎や急性鼻炎、副鼻腔炎、上咽頭癌では原因疾患の治療を行うことで滲出性中耳炎の改善が期待できます。腫れた粘膜が原因の場合は粘膜の腫れをひかせ、耳管の開口部が塞がっている場合は塞がっている原因とな…
▼続きを読む
滲出性中耳炎の症状
難聴と耳閉感が主症状で、乳幼児の場合は自覚症状を訴えないため、また客観的にとらえる症状も乏しいため、健診で発見されることも多く注意が必要です。少し大きくなると呼び掛けに反応しない、聞き返しが多いことや、テレビに近づいてテレビをみること、テレビのボリュームを上げることなどで気づかれることがあります。年…
▼続きを読む
滲出性中耳炎が治りにくい危険因子
滲出性中耳炎が治りにくい乳児と幼小児の危険因子には以下のようなことがあります。 乳児の危険因子には 男児 家族が中耳炎になったことがある 家族の中に幼いころに急性中耳炎になったり、繰り返している人がいる 粉ミルクの使用、哺乳瓶による授乳、おしゃぶりの使用 受動喫煙 重度の飲み込み障害、逆流性食道炎 …
▼続きを読む
滲出性中耳炎はどんな人がなりやすい?
滲出性中耳炎は耳管の機能を傷害する病気が原因となります。耳管の働きが未熟でかつアデノイドが増大する乳幼児に最も多く全体の約90%を占め5~7歳頃がピークです。小児ではかぜや急性中耳炎に続いて起こったり、副鼻腔やアデノイドの慢性炎症と一緒に起こることが多いです。 また耳管の機能が衰える高齢者にも多く発…
▼続きを読む
滲出性中耳炎の起こるしくみ
鼓室と鼻咽腔(鼻腔(びくう)のつきあたりで、口を開けた時に見える口蓋垂(こうがいすい:いわゆる「のどちんこ」)、および扁桃(へんとう:正しくは口蓋扁桃)の後上方の部位)は耳管という管でつながっており、耳管によって中耳の中の圧力の調節と中耳粘膜からの粘液の排泄が行われています。通常はここから鼓室に空気…
▼続きを読む
医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科
大阪府大阪市此花区四貫島1-9-10セントラルプラザ2F Tel:06-6462-8711 阪神なんば線「千鳥橋駅」から徒歩2分。 「四貫島二丁目」のバス停(市バス)すぐ。- 受付時間
- 【午前の部】8:30~12:30
(※土曜日は8:30~13:30) - 【午後の部】15:00~19:00
(※木曜日は16:00~20:00) - 【休診日】土曜日午後、日曜日、祝祭日