良性発作性頭位眩暈症(りょうせいほっさせいとういめまいしょう)の原因
2013.6.3
耳の内耳(ないじ)というところにある前庭器官(ぜんていきかん)は、頭が地面に対してどのような位置にあるかを感じるための機能をもっています。良性発作性頭位眩暈症は、前庭器官に異常が生じたために頭の位置の変化を過敏に感じてしまう結果起こる病気と考えられています。
前庭器官にある耳石器(じせきき)の上には、耳石という炭酸カルシウムでできている小さな粒(結石)が多数のっています。この耳石の粒(結石)が本来の位置から外れて別の種類の前庭器官である半規管(はんきかん)に付着したり、半規管のなかに遊離したりして、それが頭を動かした際に動いて半規管を刺激するのが原因であると考えられています。
〈良性発作性頭位眩暈症(りょうせいほっさせいとういめまいしょう)の他の説明〉
- 良性発作性頭位眩暈症(りょうせいほっさせいとういめまいしょう)
- 良性発作性頭位眩暈症(りょうせいほっさせいとういめまいしょう)の症状
- 良性発作性頭位眩暈症(りょうせいほっさせいとういめまいしょう)の治療