滲出性中耳炎が治りにくい危険因子 | 大阪市此花区の「菊守耳鼻咽喉科」 花粉症ならアレルギー専門医に

滲出性中耳炎が治りにくい危険因子

2014.3.11

あかちゃん②滲出性中耳炎が治りにくい乳児と幼小児の危険因子には以下のようなことがあります。

乳児の危険因子には

  1. 男児
  2. 家族が中耳炎になったことがある
  3. 家族の中に幼いころに急性中耳炎になったり、繰り返している人がいる
  4. 粉ミルクの使用、哺乳瓶による授乳、おしゃぶりの使用
  5. 受動喫煙
  6. 重度の飲み込み障害、逆流性食道炎

などが挙げられています。また、口蓋裂児、ダウン症児では耳管機能が悪く、高い確率で滲出性中耳炎を合併します。

2歳以下では無γ-グロブリン血症やIgG2欠乏症など免疫の未熟児が問題となることがあります。

幼小児の危険因子には

  1. 保育園児
  2. 周囲の臓器の炎症(アデノイド増殖症、鼻副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎)
  3. 慢性的な鼻すすり

などが挙げられます。

 

〈滲出性中耳炎の他の説明〉

 

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