PM2.5が人体に及ぼす影響
2017.6.2
PM2.5が人体に及ぼす影響
粒子の大きさが5μm以上であると、呼吸器(口または鼻)から空気を取り入れたときに、たいていは鼻の粘膜に付着します。ですので、大きさが約30μmであるスギ花粉の粒子は、通常その粘膜に付着し、その個所でアレルギー反応を起こします。
ですが、5μmより小さいものは、この粘膜に引っかからず、肺の奥まで侵入します。粒子の非常に小さいPM2・5の場合、気管を通って肺内部の気管支や肺胞にまで沈着し、そこで炎症反応をおこし、人体の健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。