ハント症候群(耳性帯状疱疹)の症状と特徴
2014.4.19
ハント症候群(耳性帯状疱疹)の症状と特徴
ウイルスの再活性による感染が起こると、顔面神経麻痺とその神経の範囲(頭・耳)にとても強い痛みが起こります。疱疹ヘルペスは耳と外耳道(鼓膜より外側の耳の中)に出来ることが多いですが、はっきりした水疱ができずに耳や鼓膜が赤くなったり、腫れたりするだけのもの、痛みと麻痺の症状のみのもの、舌や口の粘膜に水疱やかさぶたができるものまで様々です。
顔面神経に感染が起こると顔面神経麻痺が起こりますし、同じ側の第8脳神経(内耳神経:聴神経ともいう)症状である、耳鳴り、難聴、めまいが一緒に起こることが多いです。
麻痺は2~3日中は次第にひどくなり、完全麻痺になることもあります。
① 外耳道、耳周辺の疱疹、②顔面神経麻痺、③内耳障害(耳鳴り、難聴、めまい)を3徴候として、3つの症状のうち1つを欠くものを不完全型といいます。
<顔面神経麻痺の他の説明>
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