ハント症候群(耳性帯状疱疹) | 大阪市此花区の「菊守耳鼻咽喉科」 花粉症ならアレルギー専門医に

ハント症候群(耳性帯状疱疹)

2014.4.18

ハント症候群(耳性帯状疱疹)

ういるすラムゼイ・ハント(Ramsay Hunt)症候群ともいいます。

帯状疱疹による顔面神経麻痺を主症状とする症候群です。

帯状疱疹とは以前かかった同種のウイルスである水痘ウイルス(水疱瘡のウイルス)が再活性して神経に再感染を起こすことで発症します。その神経の支配範囲に水疱や発赤、痛みが生じるものです。神経が支配している皮膚の範囲が帯状になっていることから、帯状疱疹と呼ばれています。耳の中を通る顔面神経や前庭神経、聴神経などの神経にウイルス感染の症状が出る場合を、耳性帯状疱疹(じせいたいじょうほうしん)といいます。

発症頻度は年間人口10万人に対し2~3人といわれていて、ベル麻痺についで多く顔面神経麻痺の10~15%を占めます。発症年齢は50~60歳に比較的多いです。

 

<顔面神経麻痺の他の説明>

 

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