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ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)

2014.4.11

ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)

ベル麻痺とは特発性顔面神経麻痺ともいい、12ある脳神経のうち7番目の第7脳神経が、表情筋を支配する顔面神経であることを記載したSir Charles Bell(1774~1842)の名をとってBell’s palsy(ベル麻痺)と呼ぶようになりました。

顔面神経麻痺が唯一の神経症状である疾患で、以前は特に明らかな原因を見いだせないものをそう呼んでいましたが、現在は分子生物学的な検索により、その多くは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の再活性化が原因であることが明らかになってきています。

日本人の大部分はHSVに感染しているといわれ、これが顔面神経の神経節である膝神経節(しつしんけいせつ)に潜伏感染していて、疲労、上気道炎、寒冷暴露などのストレス刺激によって再活性化を起こします。

ベル麻痺は顔面神経麻痺の中で最も多い末梢性顔面神経麻痺の約60~75%を占めます。発症頻度は人口10万人に対し15~40人といわれています。男女差はありません。年齢分布は60歳以上に多く、15歳以下に少ないものの、全年齢層に分布してます。

 

<顔面神経麻痺の他の説明>

 

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