顔面神経麻痺と分類
2014.4.10
顔面神経麻痺と分類
顔面神経麻痺とは、顔面筋を支配する顔面神経の急性または亜急性の麻痺です。原因の疾患が明らかな症候性顔面神経麻痺と特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)とに分類されます。
原因疾患としては、VZV(水痘帯状疱疹ウイルス)感染(ハント症候群)が最も多いですが、腫瘍や代謝疾患が原因となる場合もあります。ベル麻痺が約60%、ハント症候群は15 %と、このふたつを合わせると全体の3分の2以上を占めます。
ベル麻痺の多くは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の再活性化が原因であることが明らかになってきています。
<顔面神経麻痺の他の説明>
- 顔面神経と麻痺について
- 顔面神経麻痺の症状
- 顔面神経麻痺の症状:顔面筋の麻痺
- 顔面神経麻痺の症状:味覚異常
- 顔面神経麻痺の症状:聴覚障害
- 顔面神経麻痺の治療
- 顔面神経麻痺の経過
- 顔面神経麻痺の後遺症
- 顔面神経麻痺の後遺症の治療
- 顔面神経麻痺と分類
- ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)
- ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)の症状と特徴
- ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)の治療
- ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)の経過
- ハント症候群(耳性帯状疱疹)
- ハント症候群(耳性帯状疱疹)の症状と特徴
- ハント症候群(耳性帯状疱疹)の治療
- ハント症候群(耳性帯状疱疹)の経過
- 顔面神経麻痺の種類:原因別分類
- 顔面神経麻痺をきたす疾患