子どもの慢性副鼻腔炎
2017.6.4
子どもの慢性副鼻腔炎
小児の慢性副鼻腔炎は精神および情緒面に大きな影響を及ぼします。特に鼻づまりは集中力の低下、情緒不安定、睡眠障害の原因となります。睡眠障害が長引くと睡眠時無呼吸症候群を発症し、日中にウトウトしたり、思考力が低下したり、落ち着きがなくなったり、怒りやすくなったりします。鼻づまりによる嗅覚障害も情緒面に少なからず影響を与えます。喉の方へ流れる鼻水は耳と鼻をつなぐ管の鼻の出口周辺を汚染し、急性中耳炎や滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)の発症およびその症状が長引くことの要因となります。しかし、小児の慢性副鼻腔炎は成人と比較して回復しやすく、良くなったり悪くなったりを繰り返しているうちに、その多くは自然に治ります。
<副鼻腔炎の他の説明>
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