急性副鼻腔炎の治療方法
2013.3.29
急性副鼻腔炎の治療方法について
治療には抗菌剤(抗生剤)の投与を行います。また、粘液を溶かしたり線毛の働きを高めたりして痰や鼻水を出しやすくする薬や、不要になったタンパク質を分解し鼻水の粘りを改善したりする薬を併用することもあります。
補助療法としては鼻汁の吸引や、エアロゾル療法として抗菌剤の入ったネブライザー(副鼻腔の腫れている粘膜に直接霧状の薬がかかるよう吸入する治療)を行います。
急性副鼻腔炎はまず薬物による治療が第一選択となりますが、急性副鼻腔炎による眼窩内合併症や、頭蓋内合併症をきたした場合は手術の適応が検討されます。
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