子どものアレルギー性鼻炎
2013.9.4
子どものアレルギー性鼻炎
子どもでは女子より男子に多くみられ、原因はハウスダスト・ダニによる通年性アレルギー性鼻炎が最も多いのですが、近年ではペット、花粉を含めた多種類の原因を持っていることも珍しくなくなりました。またアトピ-性皮膚炎、気管支喘息などの他のアレルギー疾患を合併している児が多くみられます。アトピー性皮膚炎の発症のピークは乳幼児期であり、気管支喘息の発症のピークは乳幼児期後半から3歳までの間であり、アレルギー性鼻炎の発症のピークは5~6歳頃です。
また、子どもの場合蓄膿症(副鼻腔炎)を合併している頻度は成人よりも高率です。はなすすりを繰り返すため、あるいは鼻の粘膜の腫脹などのため滲出性中耳炎も高率(36%)に合併します。
<アレルギー性鼻炎の他の説明>
- アレルギー性鼻炎とは
- アレルギー性鼻炎は増えていている、年齢とアレルギー性鼻炎
- アレルギー性鼻炎の症状
- アレルギー性鼻炎の原因
- アレルギー性鼻炎の治療:原因物質(抗原)の除去と回避
- アレルギー性鼻炎の治療:薬物療法
- アレルギー性鼻炎の治療:抗原特異的免疫療法(減感作療法)
- アレルギー性鼻炎の治療:手術療法
- アレルギー性鼻炎の治療:花粉の除去と回避
- 関西の花粉の飛散期
- 風邪と花粉症との違い