慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)とは
2013.3.31
慢性副鼻腔炎とは
慢性副鼻腔炎とはいわゆる「蓄膿症(ちくのうしょう)」とも呼ばれています。副鼻腔の炎症により鼻づまり、鼻水、喉の方へ流れる鼻水、咳などの呼吸器の症状がある疾患で、3か月以上これらの症状が持続するものが慢性副鼻腔炎です。急性同様、全身のだるさ、発熱、頭痛、頬の辺りの痛みや赤みや腫れ、嗅覚障害などを伴うこともあります。慢性の場合、ときに鼻茸(はなたけ)がみられ、鼻腔をふさいで鼻づまりをひどくします。鼻茸とは鼻の粘膜が腫れてポリープ状に大きくなった粘膜の塊です。
上顎洞が15歳頃に成人とほぼ同じ大きさになり、その前後で副鼻腔炎の病態や治癒過程に様々な違いがみられることから、一般に15歳以下の小児に発症するものを小児副鼻腔炎とし、成人の副鼻腔炎と区別します。
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