慢性中耳炎とは
2013.6.15
慢性中耳炎には単純性化膿性中耳炎(慢性中耳炎)と真珠腫性中耳炎(しんじゅしゅせいちゅうじえん)がありますが、ここでは慢性中耳炎について説明します。
慢性中耳炎は中耳炎が慢性化して鼓膜に孔(あな)が開き、耳の痛みを伴わずにそこから耳漏(みみだれ)が出てきます。これは鼓膜の内側の中耳に細菌感染が起こったということです。本来は鼓膜の存在が鼓膜の内側の中耳に外耳道から病原体が侵入してくることを防いでいます。しかし慢性中耳炎では鼓膜に孔(あな)が開いているために、中耳がいつでも感染の機会にさらされているのです。
慢性中耳炎が何年も続いていると聞こえが悪くなることがあるため適切な治療が必要です。
〈慢性中耳炎の他の説明〉
- 慢性中耳炎(単純性化膿性中耳炎(たんじゅんせいかのうせいちゅうじえん)真珠腫性中耳炎(しんじゅしゅせいちゅうじえん))
- 慢性中耳炎の原因・誘因
- 慢性中耳炎の病態
- 慢性中耳炎が起きるしくみ
- 慢性中耳炎の症状と対応
- 慢性中耳炎の治療