メニエール病の経過
2013.6.8
メニエール病は耳(内耳)の病気なので命にかかわるようなことはありません。メニエール病にかかって早いうちに診断を受け治療を始めることによって、病気の進行を食い止めたり治すことができます。
しかし、めまいや難聴の悪化と軽快を繰り返すうちに病気が進行してしまうと不可逆性の障害があらわれるようになり、身体の平衡の乱れや最終的には高度の難聴が残る場合もあります。
難聴は少なくとも最初は片側で始まりますが、30%は両側の経過を取ります。そのため長く続く両側性の感音難聴が残った場合には補聴器や人工内耳の適応となります。